発売日
2012年12月3日
特長
塗膜が長持ち
塗膜を形成し木材を守る造膜系塗料は、雨や日光の影響により、通常、ワレやハガレが数年で劣化してしまいます。そこで、キシラデコールコンゾランは塗膜の質を徹底的に追求。ワレやハガレが生じにくい塗料を実現しました。
優れた伸縮性
木材は気温や湿度によりわずかに伸縮します。それに柔軟に対応できる伸縮性を塗膜に持たせました。
優れた通気性
塗膜に通気性を持たせました。木材中の余分な水分を水蒸気として外に逃し、ムレにくくします。
優れた密着性
塗膜の密着性を高めました。木の表面にしっかりと食い込むため、フクレが起きにくい塗膜を形成します。
防腐・防カビ・防虫効果
キシラデコールと同様に、防腐・防カビ・防虫剤を添加。
JASS18M-307規格にも適合しています。
防カビ試験
【方法】(社)日本木材保存協会規格 第2号 1992 木材用防カビ効力試験方法を参考に試験を実施。
2×5cmのブナ木片に130g/m2のコンゾランを塗装。それらと無処理木片を滅菌し、有機寒天培地に乗せ、下記の3種混合菌を吹き付けて、26℃で10日間培養。
使用した菌:Cladosporium cladosporioides, Aureobasidium pullulans, Chaetomium globosum
基本カラー18色
木の風合いを活かす豊富なナチュラルカラー。赤やグリーンを調色用に取り揃えた18色のバリエーション。2色以上混合してお好みの色を作ることも可能です。
※この色見本は実物と異なります。詳しくは塗装見本をご参照ください。
用途
屋外木部用/外壁、羽目板、下見板、戸袋、窓枠、窓格子、破風、ラティス、ウッドプランター、ログハウス、木橋 等
※人が歩行する面や摩擦が生じる面では塗膜が剥がれる恐れがありますので使用しないで下さい。
塗装仕様例
素地・下地処理の方法
標準塗装仕様
造膜タイプ塗装面の塗替え時注意
(1)キシラデコールコンゾラン塗装面の塗り替えの場合
標準塗装仕様通り塗装した場合、5年を目安に塗り替えを行ってください。
ただし、建物がたっている土地の自然地理的条件、特に気候と地形によって塗り替え時期は異なってきます。
旧塗膜の汚れ(ほこり・ゴミ、カビ、コケ等の汚れ)を除去し、上からキシラデコールコンゾランを2回塗りして下さい。
浮き塗膜がある場合は除去してから塗装してください。活膜も目荒らしをしてから塗装してください。
(2)キシラデコールコンゾラン以外の塗装面の塗り替えの場合
キシラデコールコンゾラン以外の旧塗膜を残したままキシラデコールコンゾランを塗装すると、ワレ、剥がれ等の原因となることがあります。塗膜はサンダーや皮スキなどで完全に削り落し、清掃後新設と同様の仕様で塗装してください。カビの発生している箇所は除カビ、及び殺菌してよく水洗いした後、十分乾燥させてから2回塗りしてください。
※やむをえず全ての旧塗膜を除去しきれなかった場合
塗膜の除去作業後、やむを得ず旧塗膜が残った場合は、キシラデコールコンゾランの密着性を向上させるため粗めのペーパーで目荒らししてから塗装してください。旧塗膜との密着性を確認するため、試し塗りを行ってください。