発売日
2025年2月
はじめに
屋上防水や屋根の塗り替え時のブリード防止を目的としたハイブリッド型アクリルエポキシ樹脂プライマー
です。
可塑剤を含む防水材で起こりやすいべたつきによる汚れ付着や瀝青質屋根塗料（非架橋型）からの変色
を起こりにくくします。
また、アトレーヌ水性防水材またはアクアルーフを上塗りすることで、防水材や屋根の塗り替えの全工程
水性仕様を実現します。
特長
①防水または屋根の塗り替えでブリード対策をしたいとき
瀝青質屋根用塗料の塗り替えで起こりやすいタールによる黄変や可塑剤を含んだ防水材の塗り替え
で起こるべたつきによる汚れの付着を抑えられる。
②環境や人に配慮した材料を使いたいとき
全工程水性仕様を実現！
施工中の臭気やＶＯＣなど環境への影響を小さくできる。_
溶剤型ブリード防止プライマーに匹敵する性能があり安心して選べる。
③下地の判断がつかないとき
防水：塩ビシート*かゴムシートか
屋根：瀝青質塗料の非架橋型*か架橋型かいずれにも対応できるため、どちらか判断つかないときも
塗装できる。
*ブリード発生のリスクあり
④瀝青質屋根用塗料や可塑剤を含んだ防水材を塗り替えたいとき
従来は同じ系統の材料しか塗り替えられなかったが、下記の水性塗料で塗り替え可能に。
防水：アトレーヌ水性防水材
屋根：アクアルーフ
用途
●防水および屋根の塗り替え用ブリード対策プライマー
●防水：塩ビシート、加硫ゴムシート、ウレタン塗膜防水
●屋根：瀝青質塗料（架橋型および非架橋型）
製品荷姿/塗り面積
配合比
可使時間
上塗り適合材料
●アトレーヌ水性防水材
●アクアルーフ
施工仕様
防水（アトレーヌ水性防水材仕様例）
屋根（アクアルーフ仕様例）
＊冬用添加剤使用
①塗装間隔は、塗装時の気温、湿度、風の有無等で変化します。
②詳細については、施工仕様書をご参照ください。
注意事項
①高温時は塗膜の表面乾燥が速くなるため、塗布量が多くなります。
高温時の撒き塗りは避けてください。
②塗布量が少ないとブリード防止の効果が不十分になるため、塗布量は厳守してください。
③非架橋型瀝青質塗料への塗り替えの場合、付着試験（クロスカット法）を行うと非架橋型瀝青質塗料の凝集破壊により
剥離することがあります。
④硬化剤にはアンモニアが配合されており刺激臭がするため、取り扱いにはご注意ください。
⑤直射日光に晒される場所や、常時高温の場所、炎天下での保管は、可使時間等に悪影響を及ぼすので避けてください。
⑥混合比（重量比）が正しくないと塗膜性能が充分に発揮できません。
全量使い切る場合は缶の天板を開缶して、中身をかき出してご使用ください。
⑦塗装前に必ず下地の種類を確認してください。