はじめに
IP水性メタルコート及びIP水性マルチコートに「水性カラーメタリック」の新色が加わりました。
*IP水性メタルコートSiは対象外です。
*IP水性メタルコート、IP水性マルチコートについてはそれぞれのカタログをご覧ください。
特長
●IP水性メタルコート*1、IP水性マルチコートに水性カラーメタリック27色(カラー9色×トーン3種類)を
ラインアップ
●内外部でのカラーメタリック仕上げをスプレーはもちろんのことローラー塗装も可能
●全色、高輝度アルミを採用、また艶を抑えたシックな艶感の仕上がり(5分艶相当*2)
●用途・要望により対象製品を選定
●環境対策、および防火認定については対象製品のカタログ参照
*1 IP水性メタルコートSiは対象外
*2 メタリックの粒子により、一般的な塗料の艶とは異なります。
*共通色見本帳は画像のため実際の色とは異なります。
水性カラーメタリック 標準仕様書
・IP含侵シーラーとIP水性メタルコート・IP水性マルチコートを混合したり、塗装器具を洗浄せず共用しないでください(ゲル化します)。
・モルタル・コンクリート素地面のアルカリ性が強い場合、塗膜が変色する可能性がありますので、試験塗りを行い確認してください。
*1滑膜を残し、劣化部分を除去する方法(工法は手工具を主用してワイヤーブラシを併用する作業)。
・プライマーの工程については塗り残しがないように施工してください。剥離の原因となります。
注意事項
◆本カタログは、IP水性メタルコート・IP水性マルチコートについてのみ適用となります。注意事項詳細については各製品のカタログをご参照
ください。
◆施工前に本製品が用途・要望・現場の状況に的確であることを必ず試験塗りを行い、特に仕上がり感、塗装方法、メタリック塗料の特性
も含め十分に確認の上、施工を行ってください。
◆素地調整は必ず念入りに行ってください。特に新設の金属面は、油脂類が付着している場合がありますので必ず脱脂を行ってください。
また、素地の乾燥を確認の上、付着物、および劣化した旧塗膜・除去物がないことを十分に確認してください。
(素地調整が不十分な場合は、塗膜の密着不良や変色などの原因となります。)
◆塗布量については、現場における素地の表面状態などにより異なる場合がありますので、標準仕様の塗布量を基準に調整してください。
また、メタリックの特性上均一な膜厚にて施工を行ってください。尚、塗り重ね・塗り継ぎ・タッチアップなどの膜厚の差が
生じる箇所についてはムラの原因となりますので、膜厚の差、塗装方向の差がないよう特に注意してください。
◆共通色見本以外の調色対応は行っていません。現場において同一製品共通色見本同士の混合、IPカラー(ホワイト以外)での
着色は可能です。
◆塗膜が溶剤・油脂などの影響を受ける箇所への塗装はお避けください。また、皮脂・接触・摩擦などの影響をうける箇所への塗装は
お問い合せください。
◆塩ビ素地への塗装については、塩ビに含まれる可塑剤により塗膜に悪影響をおよぼしますので塗装はお避けください。
◆標準仕様以外、および特殊な素地への塗装についてはお問い合せください。また、金属、および旧塗膜の種類、表面状態によっては、密着や
仕上がりなどに影響する場合がありますので、事前に現場にて試験塗りを行い、密着、仕上がり感を確認してください。
◆塗装後、4~5時間は降雨・降雪・結露(夜露)に十分に注意してください(塗膜の密着不良、およびフクレ・色ムラの原因となります)。
◆塗装中、および乾燥過程において、降雨・強風が予想される日、気温・素地の表面温度が5℃以下、雰囲気湿度が85%以上の場合は塗装を
お避けください。
◆本製品の保管、または運搬については、直射日光・風雨を避け、雰囲気温度が40℃以上、0℃以下の状態に置かないでください。
また、開缶後はなるべく早めにご使用ください。
◆記載内容についてご不明な点、または記載内容以外についてはお問い合せください。尚、記載内容は変更する場合がありますので、
最新のカタログをご参照ください。