発売日 |
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12月 |
はじめに |
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アクアトップ F 工法は、一液フッ素樹脂塗料「アクアトップF」と浸透性吸水防止材「アクアシール200S」を組み合わせた、コンクリートを長期に保護する耐久性塗装工法です。
アクアトップ F カラークリヤー艶消白を用いた打放しコンクリートの濡れ肌防止工法です。
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特長 |
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高フッ素含有 |
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フッ素含有量が高く、過酷な条件下でコンクリートを長期にわたり保護します。
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高耐久性 |
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紫外線による劣化が少なく、酸性雨や塩分の侵入を抑制します。
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仕上り感 |
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コンクリートの質感を活かせる工法です。
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弱溶剤 |
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臭気がマイルドなので、人と環境にやさしい塗料です。
1液のため混合の手間が無く、作業性に優れます。
他の塗膜を溶解しないため、リフティング現象を引き起こしません。
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用途 |
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打放しコンクリート、モルタル
アクアトップ F 打放しコンクリート濡れ肌防止工法イメージ図
上図のようにコンクリートの躯体にアクアシールが浸透し、裏面からの水分をこの浸透層で止める。躯体表面は、アクアトップ F塗膜の超耐久仕上げとなります。
■耐候性塗装の比較表
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アクアトップ F 濡れ肌防止工法 |
一般フッ素樹脂塗料 |
アクリルシリコン 樹脂塗料 |
内容 |
一液常温硬化型 フッ素 |
二液常温硬化型 フッ素 |
二液常温硬化型 シリコン |
60°鏡面 光沢度クリヤー |
75〜80 |
75〜80 |
75〜80 |
耐久性 S-UV1000時間 (光沢保持率) |
96%(◎) |
90%(○) |
75%(△) |
工程・材料種類 |
4工程・2種類 |
5工程・3種類 |
4工程・2種類 |
施工所要日数 (内容) |
2日 |
4日 |
3日 |
下塗り1日 上塗り1日 |
下塗り1日 中塗り1日 上塗り2日 |
下塗り1日 上塗り2日 |
仕上り感 |
○ |
○ |
○ |
※測定データは当社試験値 ◎優 ○良 △可 ×不可
※S-UVは1,000時間で実暴の20年相当といわれています。
■各種仕上げ材のメンテナンスとコスト比較(塗替え目安年数)
※ランニングコストの比較をし、さらに塗替え費用(足場・養生等)も考えるとフッ素塗料は有利です。
■仕上がり感 打放しコンクリート濡れ肌防止工法
基材はスレート板
■施工例
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都幾川村文化体育センター |
JR朝霧駅 |
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西宮マリヤ教会 |
東京家政大学教育会館・小講堂 |
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アンリ シャルパンティエ ハーバースタジオ43 |
種智院大学向島キャンパス |
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使用材料 |
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塗料
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アクアシール200S |
アクアトップFカラークリヤー艶消白 |
系統 |
浸透性吸水防止材 |
一液型フッ素樹脂系 |
危険物 |
第4類第2石油類 |
第4類第2石油類 |
有機則 |
第3種有機溶剤等 |
第3種有機溶剤等 |
荷姿 |
16L、4L |
16kg、3kg |
密度 (23℃、参考値) |
0.80 |
0.93 |
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使用シンナー |
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アクアシール200S |
アクアトップFカラークリヤー艶消白 |
使用シンナー |
無希釈 |
アクアトップFシンナー |
シンナーの荷姿 |
- |
16L、4L |
シンナーの密度 (23℃、参考値) |
- |
0.79 |
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標準仕様 |
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打ち放しコンクリート濡れ肌防止工法(標準はカラークリヤー艶消白となります。)
工程 |
使用材料 |
塗布量(/m2) |
施工間隔(20℃) |
塗装方法と希釈率 |
1 |
下塗り① |
アクア シール200S |
0.10〜 0.12L |
追っかけ塗り |
ローラーが 原則 (無希釈) |
2 |
下塗り② |
アクア シール200S |
0.10〜 0.12L |
6時間 以上養生 |
3 |
上塗り① |
アクアトップF カラークリヤー艶消白 |
0.10〜 0.12kg |
30分以上※ |
スプレーが 原則 (10〜20%) |
4 |
上塗り② |
アクアトップF カラークリヤー艶消白 |
0.10〜 0.12kg |
3時間以上 乾燥養生 |
※指触乾燥後、塗装する
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性能試験 |
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耐液体性試験
試験項目 |
アクアトップF |
アクリルシリコン樹脂塗料 |
耐水性 (水道水:30日浸漬) |
○ |
△ |
耐酸性 (5%塩酸:30日浸漬) |
○ |
△ |
耐アルカリ性 (5%NaOH:30日浸漬) |
○ |
△ |
<試験条件>
基材:旧JISモルタル
塗装:打ち放しコンクリート濡れ肌防止工法
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施工方法 |
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打放コンクリート濡れ肌防止工法
拡大図はこちら(PDF180KB)>>
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