【乾燥性】
|
上塗り可能時間 |
可使時間 |
10℃ |
24〜48時間 |
40分 |
23℃ |
12〜48時間 |
30分 |
30℃ |
12〜48時間 |
25分 |
【クラックの処理方法例】
■1mmから3mm程度のクラック
■欠損部の補修
【標準工法 平滑(1.2mm厚)】
工程 |
材料名 |
使用量 (kg/平方メートル) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
1 |
素地調整 |
- |
- |
※施工上の注意事項をご参照下さい。 |
2 |
フローンエコプラ速乾 |
0.15 |
3〜48時間 |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合、電動撹拌機で攪拌し、中毛ローラー、ハケにて塗布。 |
3 |
フローン水性HRプライマー フローン硅砂7号 |
0.4 0.2 |
12〜48時間 |
A液:B液=5:1(重量比)の割合で計量、混合、電動撹拌機で攪拌したフローン水性HRプライマーを1に対して、フローン硅砂7号を0.5の割合で混合し、コテにしてしごき塗り。 |
4 |
フローンアクア50 |
1.5 |
24時間 |
A液:B液=5:1(重量比)の割合で計量、混合、電動撹拌機で攪拌し、中毛ローラー、コテにて塗布。 |
5 |
フローン床用ワックス |
0.025 |
12時間以上 (軽歩行開放時間) |
モップにて原液のまま塗布。 |
【施工上の注意事項】
-
下地は、砂、ゴミ、ホコリ等を完全に取り除いて下さい。また、新設コンクリート・モルタル面の表面には、レイタンス(遊離アルカリ)による脆弱層が形成されるため、密着不良の原因となります。必ず、ワイヤー付きポリッシャー等でレイタンス層を完全に取り除いて下さい。
-
コンクリート・モルタルの養成不足は、水分の影響によりフクレ、硬化不良を、また、アルカリの影響により密着不良が発生する恐れがあります。コンクリート・モルタルは打設後、常温乾燥で夏期3週間以上、冬期4週間以上の期間が必要です。目安として、含水率が、高周波水分計ケット社製HI-500・HI-520で測定し、コンクリートレンジの表示値が5%以下、かつpH9.5以下になってから施工して下さい。また、降雨直後で下地に水を含んでいる場合は、2日以上乾燥させて下さい。
-
旧塗膜がある場合は、旧塗膜の密着不良部分を除去して下さい。また、必ず下地調整を行い、異物を除去して下さい。ワックスが有る場合は、ワックス剥離液にて除去して下さい。油泥、油汚れがある場合は、フローンオイルクリーナーで洗浄し、完全に取り除いて下さい。
-
フローン水性HRプライマーは2液反応型ですので可使時間に制限があります。可使時間(ポットライフ)内に使い切るようにして下さい。
-
A液とB液の混合と同時に反応が進み、次第に粘度が上昇しゲル化しますので、可使時間内に使い切るようにして下さい。可使時間は30分(23℃)です。
-
施工時の温度、施工面積、作業人数等を考慮して無駄のないように材料の配合をして下さい。
-
気温5℃以下、湿度80%以上では施工しないで下さい。
硬化時間、硬化後の性能は、施工時の湿度に大きく影響されます。
10℃以下 :硬化後退(カブリ、しわ、軟化等発生)
15℃〜25℃:最適
30℃以上 :硬化促進(ポットライフ短縮)
-
常時水を使用される部位については、あらかじめ下地モルタル等に水勾配をつけて下さい。
-
施工時には、引火、爆発、中毒性の事故防止のため充分な換気をし、有機ガス用防毒マスク、保護メガネ、手袋等保護具を着用して下さい。発火原因となる電気溶接、ガス溶接との並行作業を避けて下さい。
-
直接皮膚に触れないように充分に注意して下さい。もし触れた場合、ウエス等で充分に拭き取り、中性洗剤で洗って下さい。
-
材料の保管、取り扱いについては、消防法、労働安全衛生法、その他に基づき充分な管理をお願い致します。
-
動植物に影響を及ぼす可能性がありますので、施工時および施工後の換気を充分に行って下さい。
-
塗料、塗料容器、塗装具を廃棄する時は産業廃棄物として処理して下さい。
ご使用前にカタログ、施工仕様書、製品容器の記載事項を必ずお読み下さい。
|